THEME
鎮魂
語ることで死者を鎮める、という能の基本的な動機です。
PLAYS — この主題を持つ曲
4 曲演目
- 能「船弁慶」西国へ落ちる義経の一行が、大物浦から船出します。前半では、都へ帰される静御前が別れの舞を舞います。後半では、海上で嵐に遭った船の前に、壇ノ浦で滅んだ平知盛の怨霊が現れます。
- 能「八島」屋島の浦で旅の僧が宿を借りた漁師の老人は、義経の亡霊でした。後半では甲冑姿で現れ、修羅道で戦い続ける身のまま、海に落とした弓を拾いに戻った夜を語ります。
- 能「摂待」信夫の里が舞台です。義経のために死んだ佐藤継信・忠信兄弟の母が、息子たちを弔うため、旅の山伏をもてなしています。その日の客が、当の義経の一行でした。
- 能「敦盛」一ノ谷で十六歳の平敦盛を討った熊谷直実が、出家して蓮生と名を変え、供養のために戦場へ戻ります。そこへ、討たれた敦盛の亡霊が現れます。